11/18発売『英単語Roots』!英語偏差値80を達成した意外な方法とは!? 〜自身の経験をもとに語る英単語語源の驚異〜
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こんにちは!タクトピアの嶋津幸樹です。
今回は僕が高校時代に実践して
偏差値80を達成した英単語学習法と
拙著4冊目となる新著『英単語Roots』を紹介します。
英語を学ぶ上で最も重要な要素は「英単語」です!
どれだけ文法や構文を覚えても英単語がわからないと
読むことも聞くことも、
書くことも話すこともできません。
しかし、英語を学ぶ上で最も厄介なのも英単語。
僕も高校時代にはそう感じていた一人です。
そんな時に、英単語の語源を使った学習法に出逢い、
僕の人生は変わりました!
英単語の仕組み
例えば「魚」という漢字と「鯨」という漢字、
どちらを先に学びましたか?
ほとんどの方が「魚」を先に覚えたことと思います。
漢字の「へん」や「つくり」
それぞれに意味があるように
英単語にもこのような仕組みがあります。
語源で覚えると…
genius「天才」
generation「世代」
gene「遺伝子」
これらの単語に共通する
genには「生む」という語源があります。
このように1つの語源を派生させて暗記していくと
20の語源を覚えるだけで1483語の単語を
一気に暗記することができます。
150の語源を覚えると3000語
500の語源を覚えると10,000語以上が
習得できるという効率的な英単語学習法なのです。
この方法を実践していった結果、
僕の高校時代の偏差値は58→80まで上がりました。
そこで今回は、僕自身の実際の経験から、
どのように英単語を学べば効率良く大量の語彙を
インプットできるようになるのかをお話しします。
語源との出逢い
偏差値が伸び悩んでいた高校2年の夏、
何か良い方法はないかと趣向を凝らしていたとき、
telephoneとtelevisionに共通するこのteleには
何か意味があるのではないかと辞書で調べてみると、
英単語は、主にラテン語とギリシャ語から
成り立っているということがわかった上に、
teleにはギリシャ語で「遠い」という語源があるということを発見しました。
telephoneは「遠くの人と話をする電話」、
televisionは「遠くで撮影されたものを見るテレビ」
という具合に英単語にはそれぞれの歴史があり、
そのストーリーを知ることで記憶に定着しやすくなることがわかりました。
televisionを分析して見ると
tele(遠い)+vis(見る)+ion(名詞化語尾)
そしてそこからvis(見る)という語源を派生させてみると…..
vision「見ること=視覚」
visible「目に見える」
invisible「目に見えない」
visit「訪問する」
revise「改訂する」
supervise「監督する」
語源を調べて単語を派生させていくうちに英単語の魅力にのめり込んでいくようになりました。
英単語帳に自分で調べた語源や豆知識を書き込み、
覚えた単語にマーカーを引き、調べた語源を自分のノートにまとめました。
朝起きてから通学時間も食事の時も片時も離さず、
お風呂も一緒に入り、寝る時も枕の横に置いていて
気がつくと、僕の恋人は英単語帳になっていました。
青い表紙の単語帳もボロボロになり
白い表紙の単語帳になってしまいました。
英単語の根本にある中核的概念を理解することで
あらゆる英単語は蜘蛛の巣のように繋がっていることに気づきます。
語源学習は英単語を学ぶ上でのストラテジーの1つ。
語源で英語がペラペラになるわけではありませんが、
語源を学んで英単語を学ぶ楽しさに気づくことが
英語学習の第一歩です。
僕は後輩を集めて英語の語源を順番に紹介していく
『英単語ルーレット』というゲームを作り、
たくさんの単語を学びました。
英単語の語源には、
人に話したくなるような歴史が隠されています。
Learning by Teaching!
人に話せば話すほど自分の頭に定着します。
語源を使った学習を通して、より多くの皆さんに英単語の魅力に気づいていただければ幸いです。
ぜひぜひ、明日から人に話したくなる語源をたくさん学んでください。
新書はamazonでもご購入可能です。
目指せ!英語マスター!
====筆者プロフィール====
嶋津 幸樹
山梨県甲斐市生まれ。(株)EUGENIC創業者。現在はロンドン大学教育研究所 在籍。独学でIELTS 8.0を獲得し、オックスフォード大学院・ロンドン大学院 ダブル合格 。専門は応用言語学 。ケンブリッジ英語教員資格 CELTA 取得。現在はタクトピア(株)にてNative MindTM 教材開発を行う。