【Karenのぶっちゃけ留学記⑤】アメリカの大学の履修登録How To

こんにちは😊TAKTOPIAインターンのKarenです。

アメリカ大学卒業者が語る海外留学。魅力的かどうかはあなたが決めて!」連載シリーズ第5弾の今日はアメリカの大学での履修登録方法についてです!

前回の記事「アメリカ大学の学費。意外と知られていない事実って?」はこちらから。

 

 はじめに

実際入学して自分でやってみないと履修登録ってわからないもの。でも実は履修登録のプロセスってとってもストレスフルなんです・・・!私は履修方法を一切知らず渡米したため、渡米1年目は履修登録が大っ嫌いでした(笑)

でも履修登録の仕組みを事前に少し知っているだけでもストレスって緩和されるはず!そう信じて今日は私が在籍していたストーニーブルック大学での履修方法を簡単に説明させていただきます。各大学によって少しずつ違うところはあると思いますが、参考にしていただけたら幸いです。

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・履修登録は前セメスターからが勝負!

入学する学期はアドバイザーなどが主体的に履修登録をしてくれるため別ですが、2学期目からは全て自力で履修登録しなければいけません。

そして取りたい授業をとるためには、春学期の授業はその前の秋学期、秋学期の授業はその前の春学期から履修登録しなければ手遅れになってしまいます。

というのも多くの大学では取得単位数の多い学生(=学年が上の学生)が優先的に履修登録ができるシステムになっています。

履修登録は全てオンラインで行われるため、システムがしっかりと「この学生はこの日から履修登録可能」ということを把握しています。自分の履修登録日がきたら事前にプランしていた授業を全部登録します。ただこの時点ですでに授業が満席のこともあります。そのため万が一授業が満席になった場合のプランBを考えておく必要もあります。

 

・まずはアドバイザーと相談!

アメリカの大学には必ずアドバイザーと言われる履修登録について相談に乗ってくれる人がいます。

私の場合、一般教養のアドバイザー・ビジネス専攻のアドバイザー・アジア学専攻のアドバイザーと3人のアドバイザーに助けてもらって毎年授業を選んでいました。

卒業に必要な単位数や◯◯専攻として卒業するために履修しなければならない授業などを各アドバイザーと面談予約を取り、相談します。

そしてその複数のアドバイザーの意見を考慮し、自分で今学期の授業を選びパズルのような感じで自分のスケジュールを埋めていきます。

 

・取る授業数は自分で調節!

アドバイザーからはアドバイスをもらえますが、あくまでもアドバイスにすぎず、スケジュールを組み、完成させるのは自分の仕事です。アドバイザーが21単位と言ったからと言ってその通りに21単位履修登録するとあとで自分の首を絞めることになることも・・・。

自分のアルバイトやインターンシップ、クラブ活動にコミットしなければいけない時間などもしっかりと考慮して履修する必要があります。

一般的に多くの大学生は毎学期15単位とります。卒業に必要な一般的な単位数が120単位なので15単位落とすことなく毎学期取れればちょうど4年間で卒業できる計算になります。(しかし専攻によって卒業必要単位数も異なるので要確認です。)

私の大学では12単位から21単位までは同じ授業料で履修することができたため、15単位以上とる人も多くいましたが、大学によっては絶対に16単位以上とらないことと決められている学部などもあります。

 

・ショッピング期間がある!

大学によってこの期間の名称は異なりますが、いわゆるショッピング期間というものが設けられているのが一般的です。ちなみに私の大学ではDrop and Add periodとよく呼ばれていました。

学期が始まって2週間くらいの期間がこのショッピング期間にあたり、自由に履修する授業を変更することができます。ストーニーブルック大学の場合、今年は8月28日に授業が始まったのですが9月12日までがショッピング期間にあたりました。

「6つ授業を登録したけど、シラバスをもらってからよく考えたら6つは多すぎるから1つ減らしたい!」や「この授業は思ってた内容と違うから取りたくない!」、「教授の英語がなまっていて聞き取れないから無理!」など様々な理由でみんな履修する授業をこの期間に変更します。実際に登録してからではないとシラバスももらえないため、とりあえず多めに履修登録し、授業が始まってから様子をみて最終盤スケジュールを作る学生が大半です。

多くの大学ではAcademic Calenderと調べると大学のショッピング期間やその他知っておくべきスケジュール(ファイナルテストの期間など)の載ったカレンダーが見つかると思います。

 

・最後に

手取り足取り手伝ってくれる先輩がいたらそれほど大変ではありませんが、全く同じ状況の同じ専攻の先輩と出会うのは稀です。また、すでに書いた通り、アドバイザーが言ったから・先輩が言ったからと信じ切って履修登録をすると大変なことになることも。4年以内に卒業したければ自分でしっかり管理をすることが大切です。

私も3年で卒業しようと決めた際は「何も急いで卒業しなくても・・・」と言うのんびりしたアドバイザーに囲まれていたため、履修登録に慣れてきた2年目からはずっと自分で単位数などを常に確認していました。だからこそ3年ぴったりで、136単位取得、ビジネスとアジア学のダブルメジャーで卒業することができました。

取りたい授業が他の取りたい授業とかぶってしまったり、満席になってしまって取りたい授業がとれなかったりなどと履修登録期間はストレスいっぱいになりがちですが、そうやって偶然とることになった授業で大親友ができたりすることもあるのでそんな状況も楽しんでみてください:)

 

ライターについて

taktopiaprofile

神戸市生まれ神戸市育ち。小学3年〜5年をシンガポールで過ごし、神戸の中学・高校を卒業後アメリカにあるニューヨーク州立大学ストーニーブルック校に2014年に入学。大学では経営学とアジア学を勉強し2017年5月にHonorsで卒業。TAKTOPIAでは2016年に白熱イングリッシュキャンプに大学生スタッフとして参加、2017年5月からはインターンとしてPRを担当中。個人ブログ:「ふぃ」を大切に