【My Firstakt Vol.1】 -海外進学前の肥やし-
|こんにちは😊TAKTOPIAインターンのEddyです。
本日から、連載で「My Firstakt(マイ・ファーストタクト)」をお送りします!
アメリカのジョージワシントン大学新一年生のEddyが後輩に向けて、自らの指揮棒(takt)を持って主体的な行動(act)をする為に、海外進学に関する様々な情報を紹介していきます。
連載第一弾は「海外進学の肥やし」についてです。
肥やし=すぐには役に立たないが…
海外進学は簡単なものではありません。
3年間か4年間も自分の知らない環境へ飛び込むわけですから、怖いのは当たり前でしょう。私も現在、進学を控えて不安がいっぱいです。何をすればいいのだろう、と焦ります。私は海外進学をした先輩に「何をすべき」か聞きまくり、やっと用意すべき海外進学の肥やしが見えてきました。
肥やしとは、「すぐには役に立たないが、やがて人間として大きく成長する底力となるもの」という意味です。農業の経験が少ない私が言うのもなんですが、私は海外進学と農業が似ていると思っています。大きく豊かな実りをもたらすためには事前の耕しや仕込みがとても重要だという事です。
農業でも作物によって投入するべき肥やしが違うように、海外進学も種類によって準備すべきことは違います。例えば、進学先の場所や大学の特色、目的によって変わってきます。そこで、第一回はどんな進学にも共通して重要な肥やしを3つ紹介します。
①目標という肥やし→「なぜ?」を掘り下げよう
海外進学において、まずは進学を色濃くイメージしながら目標を立てる事が重要だと思います。言語化しない目標はいつの間にか忘れてしまったり、行動に移せなくなってしまうからです。何より漠然とした目標だけでは結局何も得られずに終わる可能性が高いのです。
ではどうやったら良い目標を立てられるのでしょうか?
これは母校の恩師から教わったことですが、物事を考えるには「なぜ(why)」と5回問うと効果的なんだそうです。海外進学の目標をたてる際もwhyを5回使って自問してみると具体的なイメージが深まるかもしれませんね。
例えば私の場合、以下のように問います。
(スタート)9月から海外進学をする
(why?)→ジャーナリズムをアメリカで学び、世界の教養と価値観を身に付けたい
(why?)→世界の架け橋となれる国際ジャーナリストになりたい
(why?)→その仕事を通して国家や民族を超えた相互理解の促進、そして情報インフラ整備による人類の進歩をさせたい
(why?)→自分も人類の一員で、恩恵の中に育ってきたから恩を送りたい
(why?)→それが自分の幸福だと感じるから
ここまで考えられたら、目標を建てる材料になります。それだけでなく、例えば授業選択をするときも、「情報インフラを整えたいならコンピューターサイエンスかな」とか、「人類の進歩に貢献したいなら人類学とろうかな」と迷いません。
物事を根本から考えることはかなり疲れます。しかし、根本に立ち戻って考え、活動してゆくことは結果的に豊かな実りをもたらします。農業でも、土を深くまで耕した方が豊かな実りが得られるではありませんか?ですから、目標を建てる際も考えを深くまで巡らせてみる事をオススメします。
②英語力という肥やし→語源から覚えよう!
(もし英語圏留学であれば)もちろん英語力は伸ばして行ったほうが良いです。特に英単語、ボキャブラリーです。なぜなら、スピーキングやリスニングは現地で実践を積んだほうが効率が良いのに対して、ボキャブラリーは自ら時間をかけたほうが身につきやすいと思うからです。
留学を長距離走に例えれば、事前に単語力を伸ばしておくことは、他の選手よりも前からスタートが出来るという感覚です。とても有利ですよね!
私はニュージーランドへ留学する前、とにかくがむしゃらに単語を覚えていました。数百語の文章が付随している単語帳を使い、学校が毎週指定する範囲を毎週覚え、テストする繰り返しの中で覚えました。
しかし今振り返ると、単語のみを鍛えるのならばより効率的な方法があると感じています。それは、語源・接頭詞・接辞詞を覚えることです。なぜなら、よく使われる英単語の多くが共有したパーツ(語源・接頭詞・接辞詞など)を持っていることが多いからです。
おすすめは「中・高6年分の英単語Roots」。タクトピアメディアでは、この本の内容をブログ記事の形で紹介しています。
③情報という肥やし→コミュニティに入ろう!
留学や海外進学というのは非常に多様です。わからない事があったとしても、欲しい情報が必ず得られるとは限りません。その上、全く新しい環境に行くということは、事務的な部分でも精神的な部分でも不安が多く募ると思います。
私のオススメは、留学や海外進学のコミュニティに属することです。なぜなら、ほとんどの留学・海外進学コミュニティーというのは後輩に対して非常に協力的だからです。私も高校生の頃、いくつかのコミュニティから有益な情報を得て、無事に海外進学先が決定しました。
例えばどんなポートフォリオを作ればいいか、履歴書を書けばいいか、そしてどう面接に臨めばいいかなど。キャンパスビジット の時まで優しくアドバイスをくれる先輩がいました。もし先輩方が存在していなかったら大学には行けてなかったし、奨学金も得られていないと思っています。
なぜ協力的なのでしょうか?それは、海外進学という道が情報面で見ると未だにいばらの道であると思うからです。既に海外進学を果たした先輩方も、受験の時や留学準備の時は大変な思いをしたからこそ、協力的であると思うのです。
タクトピアもそんなあたたかいコミュニティの一つです。海外研修だけでなく、国内でもイングリッシュキャンプや英語学習プログラムなどを提供しています。
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是非いらしてみてください!あなたの海外進学が豊かなものとなる様に願っています!