【1月レポート】グローバルカレッジ in 大阪&京都〜Diversity BootCamp & 22世紀未来の学校プロジェクト〜
|こんにちは☀️
Taktopia media 事務局です。
Taktopia mediaでは本年より定期的に
TAKTOPIAのお仕事を
ちょっと覗ける記事をアップします!
初回の今日は、2017年最初のお仕事
1月4~9日に行われた2つの国内キャンプについて◎
その前に…
■TAKTOPIAの海外大学生について
タクトピアの国内キャンプには、多様な海外大学生がきます。
TAKTOPIAのプログラムに参加する海外大学生たちは 毎年、我々が責任をもって審査しています。 ロンドンでは、今年はなんと倍率16倍!! より多様な視点を学んでもらうため、 各自の専門分野はもちろんバラバラ。 厳正なる書類審査と面接を突破してきたこの5名とのチームワークは完璧でした◎
大阪には、MIT, Oxford, University College London (UCL)から計5名。
京都では、ガーナ出身、九州大学に留学中の学生さんも来てくれました!
さぁ、それでは大阪と京都でのキャンプをご紹介いたします◎
■Diversity BootCamp[大阪]
1つ目は、大阪府箕面高校で行われた 4~9日の3日間のDiversity BootCamp!
テーマは『Journey』!
大学生から各分野における『旅』のレクチャーを受け、
“My journey is…! “
自分にとっての「旅」を定義し発表、 その後チームを編成しました。 「旅は愛だと思う人ーー!!」 「食べ物アレルギーある人ーー!!」など みんな時間内にチームをつくるため最大限に自己表現◎
チームができたら次は、チームでの「旅」を探究◎自分たちの定義する旅が伝えたいメッセージを考え、これまで海外大学生から学んだことを絡めストーリーを描いていきます。
あるチームは、Our journey is NABE!! と、旅を様々な具材が入ってこそおいしくなる鍋に例え、Diversityや協働の重要性を伝えてくれました。
一通り伝えたいメッセージが描けてきたところで、海外大学生からプレゼン手法を学びます。「プレゼン手法」というと、いかにも前に立ち堂々と演説をしているイメージですが、ここ意味する
プレゼン手法とは、「表現にはいろんな種類がある」ということ。
PresentationはPresentつまり「贈り物」。
相手に喜んで、楽しんでもらうもの。そのことを知った生徒さんたちは、超クリエイティブなアタマで私たちも想像していなかった表現方法を見せてくれました。そんな、期待を上回る堂々としたプレゼンと3日間という短期間での成長ぶりにタクトピアチームは感激でした!!
さらに、今回の参加者の中には、昨年の夏季研修(ボストン、シリコンバレー、イングリッシュキャンプ)の生徒さんたちも混じっていたのですが、彼ら彼女たちの研修後数ヶ月の変貌ぶりは、目を見張るものでした。
過去の海外研修では、英語の壁や普段慣れない環境などになかなか自分を発揮できなかったメンバーも、今回の国内キャンプではまるで別人、チームでリーダーシップをとっていたり、のびのびと、そしてイキイキと活躍していました!本当に驚きました!
最後は、感想や今後に向けて具体的なビジョンを宣言!
「自分らしさを発揮できた!」
「リラックスして発表できた!」
「タイムマネジメントを意識できるようになった!」
「積極的に発言できるようになった!」
「もっともっと爆発(チャレンジ)していく!」
「海外進学のための情報収集をする!」
などなど、想いや具体的な行動目標をシェアしてくれました。
(みんなの活躍、カッコよかったぞっ!!!)
最後は号泣する子続出で涙なみだのお別れでしたが、これからもタクトピアはみんなのことを応援しています!今夏に会えるのを楽しみにしています♪:)
■Native脳を育てよう!22世紀未来の学校プロジェクト[京都]
7~9日の3日間、京都の旅館で泊まりこみで実施したこちらのキャンプ。
『未来の学校をつくる!』というテーマのプロジェクト型の英語学習ということもユニークですが、このキャンプの最大の特徴は、京都の同志社中学校と、鳥取の青翔開智中学校との共同開催であるということ◎
普段は知り合えない両校の生徒さんが協働できる機会。最初はさすがに緊張した面持ちでしたが、そこはさすが合宿研修! 食事や寝床を一緒にすることで壁は一瞬で消えていました。
京都の海外大学生は、大阪メンバーからCallum, Erika, Joseph, Mugiと、新たに、ガーナから九州大学院へ留学中のEricが加わってくれました。
まずは、世界中の教育事情を海外大学生5人から学び、土台作り。イギリスのではboarding schoolの話や、大学入試方法、MITの学習スタイルなど、彼らならではの経験ベースのリアルな話、そして日本とは全然違う仕組みや考えかたに刺激を受けながらも身近なトピックに生徒さんも興味津々で聞いていました。
自分が理想とする学校の要素5つをランキング。
・Creativity
・Diversity
・Flexibility
・Leadership
・ICT
それをもとにチーム編成したあとは、MITのErika指導のもと、Egg Dropというチーム対抗ゲームを行いました。
卵を上から落としても卵がわれないように、時間内に与えられたアイテムを利用して卵を守る仕組みを作ります。クリエイティブさと、チームワークが求められるこのゲーム。予想通りめちゃめちゃ盛り上がりました◎
チームがあたたまってきたところで、理想の教育のかたちを議論…「そもそも校則は必要はないんじゃないか」「授業は教室でやる必要ない」「体験しながら学ぶやり方がいい!」などなど、たくさんの意見がでてきました。
最終日前夜は、海外大学生と一緒に遅くまでプレゼン準備をしていました。両校の生徒さんは、日頃からICT教育を駆使した学習に慣れているため、最終プレゼンテーションはとても技術的にクリエイティブでした。動画やパワーポイント、キーノートを活用していたり、テレビ番組に取材を受けるという設定や、自分たちの学校CMをつくってきたチームもありました!!
チームそれぞれ異なる学校を発表してくれましたが、みなに共通して重視していたことは、『Hands-on(実践して学ぶ)教育』や『自然(環境)』。他にも、『ゲーム感覚での学び』や、『ゲストから学ぶ』、『敷地で育てたものを地域で販売、レストランを経営して商品にならない作物を活用、学生や地域の人が運営する』など、Sustainable(持続可能性)に富んだアイディアもありました。
やはりみんな【机に向かった勉強<体を動かし五感で学ぶ】【自然とのふれあい】を望んでいるんですね。私たちも教育のあり方を考えさせられました。みなさんにとって気づきや実りが多い機会をどんどん提供できるようこれからもがんばります! 🙂
また来年の年始も京都で開催予定です!楽しみにしています♪♪♪
追伸…
TAKTOPIAの国内キャンプは、「社長のブログ〜国内でグローバルな非日常〜」でまとめているのでぜひ読んでみてください:)