Interview#07タクトピアプログラム参加者のその後〜ビジコンで優勝!

こんにちは。タクトピアの長井悠です。
タクトピアのプログラムに参加していただいた学生さんが
その後どのような活動をされているのかを
取材するシリーズ第二弾をお送りします

今回のインタビューに答えてくれるのは…===============

楠千帆里(くすのきちほり)さん

インタビュー当時、立命館守山高校3年生。今年の4月から立命館大学文学部へ進学。高校2年生のときにタクトピアのボストン研修へ参加しアントレプレナーシップを学びました。ボストン研修での経験を踏まえ、学校から参加したTWICE PLAN*のビジネスコンテストで見事優勝を果たしました。

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賞状を手に笑顔の千帆里さん(写真左)

 

*TWICE PLANとは?

中学1年生〜高校3年生を対象にした、学校の通常授業の中で取り組むことのできるアクティブラーニング型の学習プログラムです。チームで課題解決に取り組み、社会で必要な力を身につけることを目的にしています。5つのテーマに沿ったWeb教材や授業用の教材など様々なワークが用意されており、その一環として企業インターンを体験することもできるそうです。

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長井:こんにちは!お久しぶりです。今回参加した「TWICE PLAN」はどんなプログラムでしたか?

千帆里さん:学校の取り組みとして参加しました。他の学校では一年がかりでやったりもしているようですが、私たちの学校は3学期からの開始でした。色々な部門があるのですが、私は企業インターン部門を選び、その中でもKDDIのものに参加しました。そこでは課題が与えられ、課題に応じて自分たちのアイディアのプレゼン動画を作成します。作った動画をYouTubeにアップして審査がおこなわれ、その中から企業に選ばれた7チームが東京本選に進み、東京本選で選ばれば1チームが優勝となる仕組みでした。

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長井:具体的に千帆里さんが取り組んだ課題は何だったのですか?

千帆里さん:2つのミッション(指令)がありました。指令1は中高生のスマホ使用に関する調査で、指令2が「中高生がプロデュースするスマホ&タブレットを使った全く新しい学校を提案せよ」でした。

長井:面白そうなプログラムですね!!なぜ参加を決意したのですか?

千帆里さん:プレゼンがあると聞いて燃えました(笑)また、課題解決型のプログラムなのでタクトピアのボストン研修で学んだ知見を活かせそうだと思ったからです。他の生徒も巻き込んで6人でチームを組んで参加しました。

長井:実際、どんな体験になりましたか?

千帆里さん:ボストン研修で学んだことがそのまま活かせました!最終的なアウトプットとしては資料とプレゼン動画を作成しました。私たちの考えたアイディアはアプリ型の解決策でした。自分が楽しく勉強するために必要なものをインストールできるスタイルで、例えば、授業の様子を動画で見られるようにしたり、宿題の締め切り期限までのカウントダウンをしてくれたりします。

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大会でのプレゼンテーション風景

 

長井:宿題の管理までしてくれるのは便利ですね!いろんなアイディアが出てきて楽しそう!一番楽しかった、または、嬉しかったことは何ですか?

千帆里さん:やっぱりプレゼンです!タクトピアのボストン研修でプレゼンの楽しさを学びました!英語でのプレゼン大会もクラス代表として出られたし、プレゼンテーションが好きになりました。個人だと緊張するけど、チームでやるとより楽しいと感じました。またボストン研修ではチームワークの大切さも学んでいたので、今回は話が拡散した時も収束するように促したり、仕事を役割分担をしてまとめたりといったリーダーロールを担うことができました。

 

長井:ボストンでの経験が活きたんですね!では逆に一番大変だったことは何ですか?

千帆里さん:話が盛り上がりすぎて意見をまとめるのが大変でした。アイディアが出すぎてなかなか絞るのが難しかったのですが、最終的にはそれぞれのアイデアの強みをうまく統合できたと思います。また、プロトタイプを作るのに意外と時間がかかり大変だと感じました。でも他にプロトタイプを作っていたチームがなかったので、インパクトを与えられて良かったです!

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ボストン研修での最終プレゼンテーション。MITの先生にも大変好評でした!

 

長井:今回のプログラムを通して自分がどう変わったと思いますか?

千帆里さん:優勝したときは実感がありませんでしたが、場数を踏んで自信が持てるようになってきたと思います。ボストン研修で学んだことがついに自力で実践できたという感じでした。ボストン研修前にもプレゼンの機会は多かったのですが、いつも緊張していました。今でも緊張はしますが、フィードバックをもらって改善していくことに前向きなれています。スライドを作る時もチームで話し合う時もみんなの意見をちゃんと聞いてみんなで作り上げるという意識がつきました

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チームの集合写真。

 

長井:フィードバックをもらうことや多様な意見を聞くことでより良いものができるという体験ができたのは素晴らしいですね!

千帆里さん:はい!やはりどれだけ準備するかが結果に繋がると思います。発表までの過程が自信に繋がりました。英語プレゼンの時も原稿を直して家でも何百回も練習して、親にも聞いてもらいました。発表の後に「良かったよ」と褒めてもらえるのがめっちゃ嬉しいです!

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ボストン研修時の集合写真。MITのスタータセンターの前でハバタクポーズ!

 

長井:さて、これからいよいよ大学生ですね。どうして文学部を選んだのですか?

千帆里さん:文学部にしたのはコミュニケーションを研究したいと思ったからです。4月から文学部のコミュニケーション学域に進学します。共感をもって伝えるって人間にしかできないことで、伝わる英語、伝わる日本語ってなんだろうというところに興味があります。自分の意見もより伝えられるようになりたいし、どうやったらストレートに伝えられるようになるか、これからも考え、学んでいきたいと思っています!将来的には広告会社とか、言葉を使った仕事がしたいです!

長井:最後に後輩たちへメッセージをお願いします!

千帆里さん:頑張ってやってきたことは必ず花開くよ!最初は少し緊張することもあるかもしれないけど、チャレンジを楽しんでください。

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ありがとうございました!

プレゼンを通して「伝える」
ということに魅せられた千帆里さん
今後もエネルギッシュな活動を
応援しています!!