TAKTOPIA社員インタビュー第一弾!嶋津幸樹がTAKTOPIAで働く理由とは?

 

みなさんこんにちは 🙂
TAKTOPIA media事務局です。
本日よりTAKTOPIAで働く社員のインタビュー記事をアップしていきます◎
第一弾は、世界で5人しか選ばれないTeacher Awardを受賞話題となった

嶋津幸樹(しまづ・こうき)です!

インタビュワーは、TAKTOPIAのバックオフィスを担当している聖子さん
オフィスで顔をあわせることがあっても
出張やノマドも多いTAKTOPIAメンバーの仕事は七不思議。
そんな聖子さんの新鮮な目から見るTAKTOPIAです◎

ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
それぞれが強烈なキャラなのできっと面白いですよ〜
あなたはどのメンバーがお気に入り?笑

また、TAKTOPIAでは一緒に学びを創造する仲間を募集中!
TAKTOPIAで働いてみたいと思った方はまずはエントリーしてみてね。
〜TAKTOPIA社員のインタビュー記事を読む〜
TAKTOPIA社員インタビュー記事第2弾!長井悠が語るTAKTOPIAのこれから
TAKTOPIA社員インタビュー記事第3弾!渡邊宣子がみたTAKTOPIAの魅力
TAKTOPIA社員インタビュー記事第4弾!山本実由がTAKTOPIAで実現したいこと

 

初めまして、ハバタクグループのバックオフィス業務を担当している舟之川です。

スタッフからは気軽に「聖子さん」と呼ばれています。タクトピアは2015年にできたばかりのまだ新しい会社。わたしはグループ全体の裏方的な立ち位置のため、実はフロントの皆さんの具体的な仕事内容をあまり知らなかったりします。

そこで今回は、「タクトピアってどんな会社?どんな人が働いてるの?会社の雰囲気は?」など、タクトピアに興味をもってくださった方がよりイメージしやすいよう、インタビューを通してお伝えしていきます。

 

計3名のインタビューを通して見えてきたことは、タクトピアは、国内外の教育プログラムを学校に提供しグローカルリーダー育成に寄与している会社。また、企業向けの研修や講演・セミナーなど多岐にわたり教育プログラムを提供している。それも、コンテンツは、課題解決型や英語教育、リベラルアーツなど様々で、国内外の大学生や企業の方と協働している。

そんなグローバルリーダー育成の中でも英語教育に全力を尽くしている嶋津幸樹さんに、タクトピアとの出会い、そしてタクトピアでのお仕事内容をお伺いしました!

 

嶋津幸樹(しまづ・こうき)

taktopia

2015年6月タクトピアにジョインし、英語教育プログラム開発を担当している。2017年1月には、「世界で最も革新的な英語教育を実践する指導者(ELT)」に贈られるPearson社のティーチャーズアワードに選出されるなど、タクトピアの中でもとりわけ異彩を放つ存在である嶋津さんに、英語教育への思いを聞いた。

 

17歳で地元の山梨で英語塾を立ち上げ、高校・大学時代は塾の経営に没頭。大学卒業後の24歳からイギリスの大学院で言語学を学んできた嶋津さんからは、とにかく英語教育に熱い人、という印象を受ける。

 

「今、タクトピアでの一番大きな仕事が、『白熱イングリッシュキャンプ』の企画、運営ですね。海外大学生を面接して採用し、コンテンツを一緒に作り、ロジスティクス(人員や会場の手配などコンテンツ以外を支える業務)を担当するスタッフとも協働して、当日のキャンプを進行しています。他には定期的に大学や私塾で探究型の英語を教えたり地方の学校に出向いて授業を担当しています。講演や執筆を通してタクトピアの事業内容や英語学習、4技能試験IELTS、海外大学についてPR活動も継続的に行なっています」

 

白熱イングリッシュキャンプは、もともと嶋津さんの経営していた英語塾のコンテンツを、白川寧々(タクトピア北米統括)の開発した「ネイティブ脳™メソッド」の要素を入れながら、拡充したものだ。

一方向的に教えを受ける授業とは異なり、学生自身が課題を発掘し、チームでテーマや内容を考案し、最終的に英語で発信(プレゼンテーション)を行う体験を経て、グローバルな視点とリーダーシップを獲得する、はじめの第一歩となることを目指している。タクトピアでは、海外の大学生からの本場のリベラルアーツ科目のレクチャーを受けたり、一緒にチームを編成するなどよりグローバルな視野を養える内容となっている。

 

2015年から日本でも『アクティブラーニング(生徒主体型の授業)』の導入が盛んに言われはじめましたが、これはヨーロッパでは20年以上前からもうとっくに死語なんです。だって、生徒がアクティブじゃない、受け身のコミュニケーションの授業って考えてみたらおかしいですよね」

 

taktopiamedia

現在、キャンプや学校の授業で採用しているのが、CLIL(Contents and Language Integrated Learning:内容言語統合型学習)と呼ばれる理論だ。数学や科学などの科目を学ぶ際に100%英語ではなく、日本語や和製英語などを適度に取り入れるほうが、日本人学習者には負担がなく、英語力も伸びるという。

 

「今後このCLILをいろいろな学習の場に導入していきたいと考えています。教育とは教えることではなく、人の持っているものを引き出すこと。生徒にとっては、教えたものを覚えるという習得ではなく、引き出されることによって自然とアクティブになって習得が起こる。英語を学ぶだけではなく英語でトピックについて知見を深める。そういう教育をしたい」

 

習得のあり方だけでなく、評価の点においても疑問が大きい。

 

「みんなそれぞれに適性があるはずなのに、知識のみを評価されて、人生のルートが決まるのはおかしいと思うんです。海外の大学で既に行なわれているような、ひとつのことに秀でているとか、どれだけ情熱を燃やしているかなど、その人の人生すべてを総合で評価されるべき。海外の大学では入学試験のスコアも見ますが、面談が重視されるなど、理にかなっています。」

「僕自身も全然暗記型じゃなかったし、英語以外は偏差値も低かった。でもひとつのことに突出したことや、海外に出たことで、大きく変わった。日本では評価されなくても、センター試験の一日がお腹が痛くてダメになっても、人生は終わりじゃないよ、と言いたい」

 

嶋津さんの心に火がついたのは高校時代だ。

日本の偏差値のみを評価する英語教育への疑問から、オーストラリアへ短期留学をする。しかし現地で自分の英語が全く通用しないという挫折を経験する。

帰国後奮起して学習の場を立ち上げた。巷にある塾は信用できない、自分と仲間たちでやり方を見つけてやる、という強い意思があった。自分も含め、集まってきた仲間たちはどんどん成績を上げ、塾として拡大していき、入塾待ちが出るほどの人気を誇った。しかし嶋津さん自身には迷いが生じていた。

 

小さい頃から親の仕事の都合で海外にはよく行っていたし、実家ではホームステイの受け入れもよくやっていたけれど、長期の留学経験はなかった。教え子がどんどん優秀になっていく中で、大学3年生の頃に自分はこのまま塾を続けていていいのだろうか?今のままではロールモデルになってないのでは?と思ったんです。それで卒業後は本格的に英語を学ぼう、言語学の本場であるイギリスの大学院へ行くぞと決意しました」

shimazukoki

 

嶋津さんが、再び日本での活躍のフィールドを見つけたのは、全くの偶然だった。

 

「イギリス留学から一時帰国していた2014年の年末に、学校教員と教育起業家の勉強会がありました。そこで悠さん(長井)がハバタクの事業についてプレゼンしたのですが、寧々さん(白川寧々)の話が出てきたんです。僕は彼女がネイティブ脳™を開発したすごい人だと知って動向をフォローしていたので、悠さんが彼女とコラボしていると聞いてびっくりした。会が終わった瞬間に『寧々さんを紹介してください』と頼んだ。タイミングよく、その翌週に日本に来るということで、寧々さんにすぐに会ったんです。会うやいなや、英語教育の話でずーっと盛り上がった。それがまずハバタクとの出会いでした。」

 

1st

 

嶋津さんは、起業家として自力でも活動できるはずだが、どうして組織のなかに入ろうと考えたのだろう。

 

「英語教育という狭いカテゴリにとどまらず、ソーシャルデザインの力で社会や世界を変革していこうという、ハバタクのビジョンが大きくて圧倒されたんです。僕の現場では、自分の生徒は伸びていくけど、他の教育は何も変わっていないから、自分の手の届く範囲以外は何も影響がなかった。でも寧々さんはオンラインを通じて何万人にも影響を与えられるカリキュラムをつくっていて、ちょうどハバタクはアジア全体に影響を及ぼすための教育プラットフォーム(タクトピア)を作ろうとしていたんです。ここでなら、自分の働きによって、世界により広くインパクトを与えられると思って、仲間に入れてもらいました」

 

タクトピアに入社してはじめて「社員」として雇用される立場で働いている嶋津さんだが、今の環境にはとても満足しているという。

 

「とにかく楽しくてワクワク感しかないですね。毎回の仕事に新鮮な発見があるし、来年はもっとすごいことをやってやろうと思える。やってみたいと企画・提案したことが、次々とチームで実現できている。もともと現場で教えることが好きだし、生徒たちと本気でつくっていくキャンプは特に楽しいですね。教えた子たちが本来の適性を伸ばして、どんどん活躍していく姿を見るのが一番うれしいです。ずっと経営する立場にいて、3校舎の塾を経営する学生起業家として注目されていましたが、うまくいかないこともたくさんありました。今は自分の目指す教育を組織の中で形にしながら、尊敬できる人の下で経営を学び直す、修行の期間だと思っています。」

taktopiashimazu

 

最後に、タクトピアにこれからどんな人にジョインしてもらいたいかを聞いてみた。

 

「僕のように、『英語教育を変えたい』という志をもっている人は大歓迎ですね。現場に立って英語を教えたり、英語教材を開発したい人とチームを組んで、今よりも盤石な体制にしていきたい。タクトピアでは、単発のキャンプや短期集中型のイベントも多数ありますし、学校へ出向いての授業もあるなど、活躍の場の幅はこれからも増え続けると思います。一人の生徒さんの学びや成長を複数の人の目で見てあげることができたらと思っています。大切なのはやっぱり好きという気持ちやパッションがあること。指示待ちではなく、自分でどんどん動ける人と一緒に作っていきたいです」

 

少しでもTAKTOPIAで働くことに興味を持ってくださった 方、まずは気軽にエントリーしてみてくださいね 🙂


TAKTOPIA社員インタビュー記事を読む:
TAKTOPIA社員インタビュー記事第2弾!渡邊宣子がみたTAKTOPIAの魅力
TAKTOPIA社員インタビュー記事第3弾!山本実由がTAKTOPIAで実現したいこと
TAKTOPIA社員インタビュー記事第4弾!長井悠が語るTAKTOPIAのこれから