TAKTOPIAメンバーインタビュー第四弾!山本実由がTAKTOPIAで実現したいこと

みなさんこんにちは 🙂
TAKTOPIAで働くメンバーインタビュー、本日は第四弾、
センス抜群!入社3年目の

山本実由(やまもと・みゆ)です!

インタビュワーは、TAKTOPIAのバックオフィスを担当している聖子さん
オフィスで顔をあわせることがあっても
出張やノマドも多いTAKTOPIAメンバーの仕事は七不思議。
そんな聖子さんの新鮮な目から見るTAKTOPIAです◎

ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
それぞれが強烈なキャラなのできっと面白いですよ〜
あなたはどのメンバーがお気に入り?笑

また、TAKTOPIAでは一緒に学びを創造する仲間を募集中!
TAKTOPIAで働いてみたいと思った方はまずはエントリーしてみてね。
〜TAKTOPIA社員のインタビュー記事を読む〜
TAKTOPIAメンバーインタビュー記事第1弾!嶋津幸樹がタクトピアで働く理由とは?
TAKTOPIAメンバーインタビュー記事第2弾!長井悠が語るタクトピアのこれから
TAKTOPIAメンバーインタビュー記事第3弾!渡邉宣子が見たタクトピアの魅力

 

山本実由(やまもと・みゆ)

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2016年4月にタクトピアにジョインし、現在は広報業務と海外研修・国内キャンプのラーニング・デザインや現場運営を担当している。彼女をひと言で表現するなら、「LOVE & SMILE」。どのような想いを持ってタクトピアで活動しているのか、彼女自身の言葉を聞いた。

 

実由さんに初めて会った日、まだ入社前だった彼女が、代表の長井を相手に「教育で世界を変えたい」と熱っぽく語る様子が印象的だったのを記憶している。その強い思いは彼女の出自にルーツがあった。

「わたしは日系韓国人3世なのですが、田舎では物珍しかったのか、中学生の頃にけっこうないじめを受けたことがありました。その時はとても悲しかったけど、周りを責めるよりもまず、“どうしてそう思っちゃうのかな?”と思ったんです。自分と違うバックグラウンドを持っているというだけの理由で、異質なものとして見てしまう。それはその子たち自身が悪いのではなく、その子たちを取り巻く社会、なによりも教育が人の考えや行動を変えるキーなんじゃないかと思ったんです」

 

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窮屈さを感じた実由さんの目は次第に日本の外へと向いていく。高校では英語科に進学、クラスの友人や生徒会活動を通じて良き先輩とも出会い、充実した高校生活を送る。水彩油彩も好きだったが、受験対策としての美術が合わず美大は断念、東京の大学へ進学して教育の勉強にのめり込んだ。

「大学時代にカンボジアにボランティアに行ったことがありました。フリースクールで教員のボランティアをやっていたのですが、そこで気づいたのは、教員一人が変えられる力には限りがあるということ、いくら教員に熱意があっても、その学校を運営する方たちの思いが違ったり、その街や家庭の理解がなければ継続的な発展にはならないということでした。」

 

当初関心を寄せていた開発教育から方向を変え、まち全体の組織運営や教育マネジメントの分野でさらに学びを深めたいと考え、イギリスの大学院へ留学を決める。イギリスにいながらもインターンを行いながらトルコと日本の学校をつないで交流を図る、現地のチャリティ団体のファンドレイジングのイベントを企画するなど精力的に活動する中で、自分のフィールドはやはり日本ではないかとの思いを深めていく。

「一度外へ出てみるとすごく日本の良さに気づくし、自分を育ててくれたのはやっぱり日本だと思ったんです。“教育で世界を変えたい”という思いもそのきっかけとなった原体験も日本で形成されたものだから、この学びを日本に還して、自分が体験したようなことが起こらないようにするアクションのひとつの力になりたいと考え、帰国を決めました」

 

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帰国後、最初に入社した教育事業のNPOでは広報やイベント企画、現場のファシリテーションなどを経験したが、よりグローバルな視野と事業を求め退職を決意。その頃、イギリス時代から交流のあった長井と折に触れて話をする中で、ハバタクグループのビジョンに共感し、よりグローバルな教育現場に近いタクトピアに参画を決める。

「わたしは、教育に興味があったのですが、学校だけを変えればいいという話ではないと思っていました。学校、会社、家庭や地域といった、それぞれのコミュニティが入り混じった組織、つまり社会全体として変わっていく必要がある。ハバタクがタクトピアと共に取り組んでいるように、教育とソーシャルシステムが同時に回っていくことによって、社会ははじめて変わっていくのではないかと思うんです」

 

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現在の実由さんの仕事は主に学びのプログラム企画・運営とPRだ。PRは、ウェブサイトの構築や自社メディアである「タクトピア・メディア」FacebookinstagramなどSNSの更新、アニュアルレポート、パンフレット、オリジナルグッズの制作、イベント企画など多岐にわたる。いずれも実由さんの「ねぇちょっとこれ見て!」というフレンドリーなキャラクターと豊かな表現力が発揮されるポジションだ。

 

「タクトピアのブランディングとして、どの事業や情報をどのぐらいのウェイトでどのように見せていくかを、アクセス状況を分析して、社内でディスカッションしながら進めています。PRというと華々しいイメージがありますが、実際は細かくて地味な仕事です。他にも研修プログラムのコンテンツを0からデザインし現場の進行も担当しています。最近では学校全体、数カ年の学びをトータルデザインすることも増えてきました。仕事で関わる相手は、PRという業務を担っているからか、個人的にアートに強い関心があるからか、デザイナーさんやアーティストさん、小学生から博士課程の学生さんなど様々です。」

 

青山学院大学で行われたグローバルセミナーにて
青山学院大学で行われたグローバルセミナーにて

 

のりさんといい、実由さんといい、ベンチャーならではのスピード感を持って、「なんでもやる」という印象があるが、実由さんから見た今後タクトピアに来てほしいメンバーはどんな人なのだろう。

「世界を教育で変えていきたいと思っている人!そして、今のメンバーはみんなキャラが濃いので、そんな多様な個性を受け入れ楽しめる人か、自分自身もマニアックな何かを持っているといいかもしれません(笑)。まだこの会社には決まった形が全然ない。“あなたはこれだけ”という範囲もなければ役割も流動的。だからこそ、いろんなことにチャレンジしてみたい人、仕事をポジティブに転換できる人に向いていると思います。とは言え、その人の特性を見て、それに合うような仕事の仕方をさせてくれますし、メンバーも苦手なところはサポートし合いながら進めているのでご安心を:)」

 

最後にひとつ質問をしてみた。

「中学生の頃の自分に報告するとして、実由さんがハバタクグループの一員として貢献して活動していく未来は、どんな風景になっていると伝えたいですか?」

 

「田舎や都会といった場所に関係なく、新しい価値観にふれる機会が生まれていて、多様なバックグラウンドの人がいて当然とみんなが理解しているし、協創している、そんな風景かな。・・・ちょっと逸れちゃいますが、世界には自分とは異なる価値観や考えがあって当然だと思っているんです。不満や対立意見と捉えることは、競争の中での成長と力に結びつくかもしれない。でも私は、不満だとか敵対意識だとかも捉え方次第だと思っています。おもしろい!なぜかな!といった、人や社会への好奇心。一つの考え方として、その背景には何が眠っているのか、どんなコンテクストで成り立っているのかを考えると、もはや不満に思っていたことも異なって見えてくるのではないでしょうか。人が何か新しいことを始める、継続的に行動していく最大のドリブンは、感情です。その感情を育てる好奇心をもち人に共感し理解しようとしていくことこそ、多様性の中での協創を生み、イノベーションを起こしていくのだと信じています。そんな、人の感受性、物事の本質を捉える力、協創していく力を育むため、これからも自分自身新しいことを取り入れつつ、一人でも多くの人生の力になれたら嬉しいです。」

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少しでもTAKTOPIAで働くことに興味を持ってくださった方、まずは気軽にエントリーしてみてくださいね 🙂


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